「うつ状態」を伝えることについて
「うつ状態」を伝えることについて
スペイン在所ジャーナリスト
木村浩嗣さんの
「イニエスタは「うつ病」か「うつ状態」か? 報道する側からみる「鬱」を伝えることの難しさ」という記事を読んでの感想
世界的に有名なサッカー選手である、スペインのイニエスタ選手が以前鬱状態であった事を告白した。
その告白に対し、告白する事は勇気がある行為だと称えられている。
しかし、「告白しないのは勇気がない」という新たなプレッシャーになってはならない。
鬱状態である事を隠すことも全く構わない、むしろ隠すのが当たり前だと記事には綴られていた。
これまで、自分が鬱状態である事を職場関係者、両親、親しい友人5名ほどに伝えてきた。
その中でも友人に伝えるのは勇気がいった。
骨折などの怪我やインフルエンザなどの病気に比べ、鬱状態は他者に理解され辛く、悪い時にはサボりや、やる気がないと勘違いされることがある。
幸い自分の周りの人は体調に最大限体調に配慮していただき、上長にはこまめな面談の実施などスムーズに休職に入ることができ、休職中も十分に休養をとることができている。
影響ある人物が鬱についての情報を発信する事で、社会がより鬱に対して理解を深める事を願う。